2004-04-23 俳句 「咳をしても一人」 という俳句がある。 五七五という形式にとらわれない、自由律俳句の名作である。 病床での孤独を詠んだ俳句。 これに対抗して、俳句を詠んでみた。 「自慰をしても一人」 俳句に現れる孤独感は、上の句に負けていないと思う。 ただ、孤独感以外のすべての部分で絶望的に負けている。 私と俳人を隔てる、予想以上に高い壁。 多分、私が自業自得で壁をどんどん高くしているのだと思う。