慢心、創痍

 今日から授業がスタートしました。五月祭などの準備も控えているため、更新頻度が落ちるかもしれません。


 さて、私の所属している学部では毎日午後に実習があり、授業初日の今日も当然のように実習がありました。とはいえ、さすがに最初なので、ねずみの殺戮だとかをやらされたりはせず、ガラス細工からのスタートでした。
 ガラス細工。おそらく学校にある試験管とかって、ガラス製品を作る会社から買うものだと思っていらっしゃる方が大多数だと思いますが、実はガラス管とバーナーさえあれば自力でも作ることができるのです。



 今日作ったのは、固体を融解して融点を測るための管などでした。
 バーナーでガラス管を軟らかくなるまで熱して、火から取り出し、ぐにゃーんと伸ばします。で、適当な長さにするためにやすりで削るというわけです。
 教官が前で実演するわけですが、「細くなったところはすぐ冷めるけど管のとこは熱くなってるから気をつけるんだぞ。この中で半分くらいはやけどするからな」とかのたまってるわけです。私もそこまであほではありませんから、まさか熱いとわかってるものを触ったりするものか、と思っていたら1時間後ナチュラルにわしづかみして大やけどしました。
 しかもその後3回つかみました。猛打賞ゲットだぜ。



 思うのですが、おそらく2日前にウイルスを踏みつけたことと熱したガラスをつかんだことというのは、根本が同じところにあるのかもしれません。私はどうも、危険なことに対する意識が低すぎるのでしょう。そのうち社会生活に支障が出てきそうな気がしています。



 とかなんとか、しおらしい振りをしてみてもあんまり深刻に考えていないところが一番問題なんだろうなあと思った。